Debian 7.6(wheezy)に日本語入力Fcitxを導入する
こんにちは。今回のテーマは『Debian 7.6(wheezy)に日本語入力Fcitxを導入する』です。Debian7.6 wheezyではデフォルトの日本語入力としてuimがインストールされています。もちろんuimのままでも困らないのですが、Fcitxがお気に入りの方はDebianにもFcitxを導入してはいかがでしょうか?
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Fcitxの導入
インストール
では早速Fcitxを導入しましょう。以下コマンドを実行します。
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc --install-recommends
上記コマンドで必要なパッケージ(fcitx-config-gtkやfcitx-fronend-all等)が自動で入力されるはずです。KDEをお使いの場合はkde-config-fcitxを手動インストールしてください。anthyが使いたい方は別途fcitx-anthyをインストールしてください。
$ sudo apt-get install kde-config-fcitx
インプットメソッドの切り替え
Debian wheezyではデフォルトの日本語入力としてuimが設定されているのでim-configツールを使ってい変更していきましょう。
以下コマンドを実行しim-configを起動してください。
$ sudo im-config -c
Fcitxの設定
一度ログアウトし、再ログインすればFcitxが起動しているはずです。
画像はXfceデスクトップの場合
もし自動起動しない場合は以下コマンドで起動して下さい
$ fcitx &
設定画面でインプットメソッドに日本語キーボードとMozcが登録されていることを確認しましょう。もし英語キーボードが登録されていると「全角/半角」キーでの切り替えに支障があるので削除しましょう。画面のような設定で「全角/半角」キーで入力切替が可能になります。
環境変数の確認
im-configの設定で環境変数も自動で変更されますが、念のために確認しておきましょう。出力例のように環境変数がfcitxになっていればOKです。
$ export -p | grep fcitx
出力例
GTK_IM_MODULE=fcitx QT_IM_MODULE=fcitx XMODIFIERS="@im=fcitx"
もし環境変数が設定されていない場合は~/.bash_profile(bashの場合)や~/.zsh_profile(zsh使用の場合)に以下フレーズを設定しましょう。
export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS="@im=fcitx"
KDEでFcitxが自動起動しない場合
Debianに限った話ではないのですが、KDEではFcitxが自動起動しない場合があります。KDE起動の度にコマンド入力でFcitxを起動するのは面倒なので対策を取りたいところです。bashrcやbash_profileにfcitxを記述する方法も試したのですが、結果的にはkLancherと競合し上手くいきませんでした。一番お手軽な対策を以下に記載します。
KDEの自動起動プログラムに登録をする
KDEの設定画面から「起動と終了」を開き「自動起動」画面を開きます。「プログラムの追加」を押してfcitxを追加しておきましょう。これで再ログイン後は自動起動するようになります。
KDE起動後のトレイにFcitxのアイコンが出るようになります。
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クロさん
こんにちはっ Habitat です
これこれっ!
ほんと、いつも有益な情報ありがとうございます
さっそく私の環境でも試してみたいなっ
ちょうど 7.6 インストールした環境あるんで・・
クロさんのとこは、試したい技術がいっぱいあるなぁ~目移りしちゃうww
Habitatさん
お返事が遅くなりごめんなさい。
記事にも書いたAndroidアプリリリースに時間を取られてまして・・・
励ましのお言葉ありがとうございます。
DebianへのFcitx導入うまくいくと良いですね。
以前、パッケージが見つからないとおっしゃっていたので・・・
当ブログの記事が少しでもお役に立てば幸いです。