LinuxにphpMyAdminをインストールする方法

こんにちは。
phpMyAdminというのはMySQLをGUIで操作できるようになるGUI管理ツールと考えれば良いと思います。
もちろんMySQLはコマンド操作で作業できるのですが、煩雑なのでGUIの方が楽だと思います。
20140526_02

ローカル環境にWordPressを導入する方には便利なアイテムではないでしょうか。
では、今回はインストール方法をご紹介します。


インストール

まず前提条件としてLAMP環境が整っている必要があります。
LAMP環境の導入は以下記事を参考にしてください。
参考記事:Ubuntu14.04にLAMP環境を導入する

公式サイトからダウンロード

http://www.phpmyadmin.net/home_page/index.php
にアクセスして「Download」タブを押してダウンロードページに行きます。

「phpMyAdmin-4.2.2-all-languages.tar.gz」を選択してダウンロードします。
私は~/Downloadディレクトリにダウンロードしました。
圧縮形式は解凍可能なのものであれば何でも構いません。
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解凍

以下コマンドで解凍します。

$ cd ~/Download
$ tar -zxf phpMyAdmin-4.2.2-all-languages.tar.gz

解凍されたフォルダ名が長いので変えましょう。

$ mv phpMyAdmin-4.2.2-all-languages.tar.gz phpMyAdmin

インストール

このphpMyAdminフォルダをApacheのドキュメントルートに置いたら終わりです。
(ドキュメントルートは一般的にはhttpd.confファイルで設定します。)

私のArch Linuxでは/srv/httpがドキュメントルートなので、ここにコピーします。

$ sduo cp -r phpMyAdmin /srv/http

尚、転送方法はFTPでも構いません。
図はgFTPを使ってLocalhostに転送しているところです。
20140526_04

動作確認と設定

ではphpMyAdminにアクセスしてみましょう。
http://localhost/phpMyAdmin/index.phpにアクセスしてください。
画面のようなログイン画面がでればOKです。
20140526_01

エラーが出た場合は・・・

PHPからMySQLを利用できない設定になっている可能性があります。
php.iniファイルを設定しましょう。

#1 php.iniの編集

Arch Linux
/etc/php/php.iniを編集します。

$ sudo nano /etc/php/php.ini

以下の部分をコメントアウトしてください。

extension=mysqli.so

Ubuntuの場合
/etc/php5/mods-available/mysql.ini を編集します。

$ sudo nano /etc/php5/mods-available/mysql.ini

以下の部分をコメントアウトしてください。

extension=mysqli.so

#2 Apacheの再起動

php.iniの修正が完了したら保存し、Apacheを再起動しましょう。

Arch Linuxの場合

sudo systemctl restart httpd

Ubuntuの場合

sudo /etc/init.d/apache2 restart

分からない場合はログアウトして再ログインすれば良いです。

#3 ウェブブラウザから再度アクセス

http://localhost/phpMyAdmin/index.phpにアクセスしてみてください。

それでもダメな方はPHPが正常に作動してるかチェックする必要があると思います。
お疲れ様でした。

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