LinuxにphpMyAdminをインストールする方法
こんにちは。
phpMyAdminというのはMySQLをGUIで操作できるようになるGUI管理ツールと考えれば良いと思います。
もちろんMySQLはコマンド操作で作業できるのですが、煩雑なのでGUIの方が楽だと思います。
ローカル環境にWordPressを導入する方には便利なアイテムではないでしょうか。
では、今回はインストール方法をご紹介します。
インストール
まず前提条件としてLAMP環境が整っている必要があります。
LAMP環境の導入は以下記事を参考にしてください。
参考記事:Ubuntu14.04にLAMP環境を導入する
公式サイトからダウンロード
http://www.phpmyadmin.net/home_page/index.php
にアクセスして「Download」タブを押してダウンロードページに行きます。
「phpMyAdmin-4.2.2-all-languages.tar.gz」を選択してダウンロードします。
私は~/Downloadディレクトリにダウンロードしました。
圧縮形式は解凍可能なのものであれば何でも構いません。
解凍
以下コマンドで解凍します。
$ cd ~/Download $ tar -zxf phpMyAdmin-4.2.2-all-languages.tar.gz
解凍されたフォルダ名が長いので変えましょう。
$ mv phpMyAdmin-4.2.2-all-languages.tar.gz phpMyAdmin
インストール
このphpMyAdminフォルダをApacheのドキュメントルートに置いたら終わりです。
(ドキュメントルートは一般的にはhttpd.confファイルで設定します。)
私のArch Linuxでは/srv/httpがドキュメントルートなので、ここにコピーします。
$ sduo cp -r phpMyAdmin /srv/http
尚、転送方法はFTPでも構いません。
図はgFTPを使ってLocalhostに転送しているところです。
動作確認と設定
ではphpMyAdminにアクセスしてみましょう。
http://localhost/phpMyAdmin/index.phpにアクセスしてください。
画面のようなログイン画面がでればOKです。
エラーが出た場合は・・・
PHPからMySQLを利用できない設定になっている可能性があります。
php.iniファイルを設定しましょう。
#1 php.iniの編集
Arch Linux
/etc/php/php.iniを編集します。
$ sudo nano /etc/php/php.ini
以下の部分をコメントアウトしてください。
extension=mysqli.so
Ubuntuの場合
/etc/php5/mods-available/mysql.ini を編集します。
$ sudo nano /etc/php5/mods-available/mysql.ini
以下の部分をコメントアウトしてください。
extension=mysqli.so
#2 Apacheの再起動
php.iniの修正が完了したら保存し、Apacheを再起動しましょう。
Arch Linuxの場合
sudo systemctl restart httpd
Ubuntuの場合
sudo /etc/init.d/apache2 restart
分からない場合はログアウトして再ログインすれば良いです。
#3 ウェブブラウザから再度アクセス
http://localhost/phpMyAdmin/index.phpにアクセスしてみてください。
それでもダメな方はPHPが正常に作動してるかチェックする必要があると思います。
お疲れ様でした。
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