Slackware14.1でsbopkgを使いパッケージを管理する

公開日: : Slackware

 

こんにちは。今回のテーマは『Slackware14.1でsbopkgを使いパッケージを管理する』です。SlackBuilds.orgについては以前の記事で書きましたが、この半公式のパッケージリポジトリの存在は今やSlackwareにとってとても大きな存在になっていると思います。今回はそのSlackBuilds.orgをより使いやすくするツールについて取り上げたいと思います。
【関連記事】
Slackware14.1でSlackBuilds.orgを利用したパッケージ管理



【目次】
SlackBuilds.orgでSlackwareはもっと便利に
sbopkgって何が出来るの?
sbopkgを導入する
sbopkgを実際に使ってみる

SlackBuilds.orgでSlackwareはもっと便利に

Slackwareを古くから使っている方からは「最近のスラッカーは軟弱になった」との批判もあるでしょうが、筆者は便利なものは利用すれば良いという考えの持ち主なのでSlackwareが半公式とは言えSlackBuilds.orgのようなビルドスクリプト用のリポジトリを備えたことは大変喜ばしいことだと思っています。

SlackBuilds.orgの活用の仕方についてはSlackware14.1でSlackBuilds.orgを利用したパッケージ管理をご覧ください。

sbopkgって何が出来るの?

とても簡単に言うとオンライン上のSlackBuilds.orgリポジトリとローカルをつなぎ、目的のパッケージをビルドからインストールまでをシームレスに行えるアプリケーションです。Arch Linuxを使ったことがある方はAURヘルパーであるyaourtやpackerのSlackware版だと考えれば良いと思います。

sbopkgを導入する

sbopkgのインストール

sbopkg.orgからパッケージをダウンロードしてきます。ファイル名はsbopkg-version-noarch-1_cng.tgzです。今回は以下のようにwgetを使って~/tmpにダウンロードしてインストールしてみます。

$ su -
root# cd /tmp
root# wget http://sbopkg.googlecode.com/files/sbopkg-0.37.0-noarch-1_cng.tgz
root# installpkg sbopkg-0.37.0-noarch-1_cng.tgz

sbopkgのコマンド

以下にsbopkgのよく使うオプションを載せておきます。全てのオプションを調べるにはsbopkg -hでヘルプ画面を表示させて下さい。

オプション 操作
-b パッケージ名 パッケージをビルドする
-c パッケージの更新情報をチェックする
-d ソースをダウンロードする
-i パッケージ名 パッケージをビルド後にインストールする
-g 検索語句 パッケージを検索する
-p インストールされたSBoパッケージを表示
-P 未インストールのSBoパッケージを表示
-r オンラインリポジトリと同期する

sbopkgを実際に使ってみる

今回は実際にAsunderというCDリッピングソフトをsbopkgを使ってインストールしてみましょう。AsnderについてはAsunder : Linuxで使えるCDリッピングソフトをご覧ください。

パッケージの検索

まずはasunderがSlackBuilds.orgにあるか検索してみます。

root# sbopkg -g asunder

出力例
01

パッケージのビルド

インストールせずにビルドだけする場合は以下のコマンドを実行します。

root# sbopkg -b asunder

ビルドされたパッケージは/tmpディレクトリ以下にあります。このパッケージはinstallpkgコマンドでインストール可能です。

パッケージのインストール

ビルドからインストールまでを一貫して自動で行う方法もあります。恐らくこちらの用途のほうが需要は多いと思います。ではAsunderをインストールしてみましょう。

root# sbopkg -i asunder

続けるか聞かれるので「P」を押して続けます。
02

Asunderがインストールできました。
03

Slackware14.1でソースからパッケージを自作するで紹介した方法に比較してずっと簡単にインストールできたと思います。

最後に

Linuxディストリビューションの中でも長い歴史を持つSlackwareですが、簡素な作りは維持したまま徐々に時代に合わせた進歩を遂げていると思います。オンラインリポジトリからの依存性解決を自動化しないところは如何にもSlackwareらしいところですが、個性を保ったまま進化するSlackwreを見守っていきたいと思います。

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