Linuxとの出会い(1)
2014-01-15
目次 []
Linuxの存在を知ったのは私が高校生の頃だから、もうかれこれ10年以上前のことだ。
図書館のパソコンコーナーで手に取った本でその存在を知った。
やたらに無料で素晴らしいOSが使えるってことが強調されていた気がする。
が、しかしだ・・・
じゃあ、どうやってインストールして動かせばいいのかって話になると
非常に難解だった。
当時の私にはどうすればLinuxが自宅のパソコン(Mac)で動くのかサッパリ不明だった。
その本が悪いというより、Linuxがまだ一般人の方に向いてなかったんだろう。
当時GUIのインストーラーなどなかった。(じゃないかな、おそらく)
当然、デュアルインストールなどという言葉も概念も知らない私には
CUIインストール画面や英語のコマンドの羅列を見て、これは手に負えないと諦めたのだ。
高校生の頃の私はMac使いで、Windowsを目の敵にしていた。(笑)
だが、一方で、Apple社の都合で新しいOSのマシンが出るごとに
古いソフトが使えなくなったりする現状に、懐疑心と不満と募らせていた。
企業の都合に振り回されないOSがあるなら素晴らしい・・・
それが正直な感想だった。
図書館の書籍にはインストール用のCDーROMがついていたが
一家に一台しかない高価なMacに入れてみる勇気はとてもなかったし、
親からも
「そんなもん入れて、Macが壊れたらどうするんだ」
と言われ断念した。
無料だけど、とても難解でプログラミングが出来て
自分でソフトウェアを作れる人間だけが扱えるOS・・・
それが高校生時代の私のLinuxに対するイメージだった。
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