Linuxを日常的に使う実験ブログ

Linuxのパッケージマネージャーを集めてみた

 2014-02-04

 2022-01-09

 Linux全般

ソフトウェアの検索、更新、インストール時にお世話になることが多いパッケージマネージャー。 パッケージマネージャーやソフトウェアマネージャー等、アプリによって微妙に呼び方やニュアンスが異なるが、要はパッケージ管理システム(APTやRPM等)のフロントエンドである。 今回は自分のまとめのために、使えそうなパッケージマネージャーを集めてみた。 たまには違うパッケージマネージャーを使ってみてはいかがだろうか。 [adsense02]

1.Deb系

aptitude 言わずと知れたAPTのCUIフロントエンド。 コマンドライン以外にマウスによる操作もできる。 依存関係も必須だけでなく推奨までインストールしてくれる。 好みの問題だが普段apt-getばかり使う私は正直あまり使う機会がない(笑)

Ubuntu ソフトウェアセンター 名前の通りUbuntuに搭載されたユーザーフレンドリーなソフトウェアマネージャー 従来のGUIマネージャーに比較し、WEBブラウザを意識していて使いやすい。 尚、Debianでも利用できるようになっている。 個人的な感想だが、Vectorのようにキーワード検索でソフトを探してインストールする目的としては とても使いやすい。 しかし、検索機能が不十分で、apt-cache searchで見つかるパッケージが 検索にヒットしないこと時々ある。

Mintinstall Linux MintのMint Toolsの一つとして提供されたパッケージマネージャー 技術的にはともかく、実際上はDEBパッケージ専用だろう。 Ubuntuリポジトリを活かしながら独自のパッケージ管理をしようとしたために 生まれたツールと推測している。 Ubuntuベース、Debianベース(LMDE)ともに提供されている。

Synapticパッケージマネージャー もともとはDEB系パッケージのGUI環境として開発されたらしい。 現在ではRPM系でも使えるようになっていて、多くのディストリビューションで 基本ツールとして提供されている。 なお、gtk+で開発されているため、どちらかというとGNOMEなソフト。 KDE向けにはkynapticというアプリがあるそうな。 個人的な感想を言えば、削除時に依存関係のあるパッケージにチェックが入らない等 少々使いづらいところはあるが、検索能力は優秀。

2.RPM系

Yum Extender 名前の通り、YumのGUIフロントエンド。 他のパッケージマネージャーと同じく、更新、検索、インストールが GUI環境で操作可能。 少し使った感想だが、純粋にYumをGUI化した感じ。 特に使いづらいと感じることもない。

3.クロスプラットフォーム 

Packagekit 種々のパッケージシステムに対応するGUIパッケージマネージャーを 提供するという崇高なる目的としで開発されたマネージャー。 採用しているディストリビューションも多い。 パッケージシステムが変わっても同じ操作体系が提供できる。 GNOME用 gnome-packagekit

KDE用 kpackagekit(Apper)

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