DebianやFedoraでsudoコマンドを使う
2014/02/21
2014/07/23
Debian初期状態ではsudoが使えない?
Debianにマルチメディアリポジトリを追加するという記事を書いた時に
うっかり全てのコマンドをsudoコマンドから書いていました。
Debianでは初期状態ではsudoが使えません。
ついでに言うとFedoraでも使えません。
私はUbuntuとDebianを同時に使っているため
操作を統一したくてDebianでもsudoコマンドを使っています。
sudoを使うメリットとリスクについては膨大な紙面が必要なので
他のサイト様に譲ることにします。
関連サイト:ユーザの実行権限を柔軟に割り当てるsudoのリスクとメリット
個人的には
・rootに入ったまま作業するのはセキュリティ的に危うい
・Ubuntuと同じ操作感を得たい
・インストールやアップデート作業時に毎回root権限になるのが面倒
これだけの理由でsudoを使っています。
sudoを使えるようにする
1.設定ファイルの編集
では、使えるようにしましょう。
まず以下のコマンドを実行します。
$ su –
$ パスワード:*****(rootパスを入力)
# visudo
$ パスワード:*****(rootパスを入力)
# visudo
CUIエディタ(Debianだとnano)で設定ファイルが開きます。
root ALL=(ALL:ALL) ALL
と書かれた部分を探します。
その下に
<user名> ALL=(ALL:ALL) ALL
と入力し保存します。
私の画面だと下の図のようです。
2.sudoが使用可能か確かめる
試しに以下コマンドを実行して下さい。
問題なく実行できればOKです。
$ sudo apt-get update
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