あきらめることはない!LinuxとPS VITAを接続する方法
2014-05-19
こんにちは。 これまでプリンタとの接続等のLinuxの活用について書いてきましたが、唯一諦めていたものがありました。 それはPS VITAとLinuxマシンの接続です。 関連記事: Arch LinuxでBrother製プリンターを使う LinuxでBrother製プリンターを使う PSPの場合にはUSBストレージを扱えるOSならばOSに依存せずデータのやり取りが可能でした。 ところがPS VITAは敢えて「Windows」と「Mac」専用のCMA(Conents Manager Assistant)なしではPCに接続できないのが現状でした。 個人的には**「PSPより不便にしてどうするんだ」**と、非常に憤っていたのですがメーカーが決めたことなので仕方ないと諦めていました。 ところが、案外簡単に解決しました。 QCMAというオープンソースのlinux向けCMAが開発されたのです。 これによりLinuxマシンでも簡単にPS VITAを接続しデータをやりとりできるようになりました。 [adsense02]
QCMAを使おう
インストール
Deb系の代表としてUbuntuを例に説明します。 Ubuntuユーザーの方はLaunchpadにリポジトリがあります。 rpm系のディストロでもパッケージが準備されているはずです。 Arch LinuxはAURにパッケージが用意されています。 Launchpad Qcmaリポジトリを追加する。
$ sudo apt-add-repository ppa:codestation404/qcma $ sudo apt-get update
以下コマンドを実行してインストールする
$ sudo apt-get install qcma
インストールはこれでおしまいです。
QCMAの起動と設定
まず、以下コマンドを実行し、Linux側のQCMAを起動します。
$ qcma
日本語が文字化けして読めない場合は
$ LANG=C qcma
と入力し英語で起動してください。 設定画面が出ます。 それぞれデータを保管するディレクトリを設定してください また、起動時のスキャン設定をします。
PS VITAとLinuxマシンを接続する
USBで接続するだけです。 次にPS VITAの「コンテンツ管理」を起動します。 どうですか?PS VITA側でこんな画面が出れば成功です。 これでゲームデータのバックアップや音楽データのやりとりが簡単になりましたね。 [adsense]