Slackware 14.2用のfcitx-mozcパッケージを公開しました

こんにちは。今回のテーマは『Slackware 14.2用のfcitx-mozcパッケージを公開しました』です。以前にSlackware 14.1でfcitx-mozcを使用できるようにSlackBuilds.orgにビルドスクリプトを投稿しましたが、ソースコードの置き場所がリンク切れとなってしまいスクリプトに修正を加えました。今回はそのお知らせです。ソースコードはコチラにおいてあります。(2016年7月28日時点では準備中であり、旧バージョンのままです。近日公開予定です。)
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【目次】
SlackBuilds.orgのfcitx-mozcパッケージに不具合あり
バージョンアップすることでトラブルに対応
Slackare 14.2へ対応

SlackBuilds.orgのfcitx-mozcパッケージに不具合あり

2016年7月4日現SlackBuilds.org(SBo)に投稿されているfcitx-mozcのSlackBuildファイルはエラーが出て使えない状態となっています。当ブログをご覧の方からご連絡を頂き気が付きました。本当にありがとうございます。そしてメンテナーとしてご不便をおかけしていること、お詫びいたします。

ビルドに失敗するようになった原因はソースファイルの1つであるjsr305-2.0.0.jarファイルがリンク切れとなったことです。code.google.comにあったソースを取得するはずだったですが、いつの間にかなくなっていました。

バージョンアップすることでトラブルに対応

ソースファイルをどこかに置くことも検討しましたが、バージョンを上げることで前述のソースコードがなくてもビルド出来ることが判明したので、今回はターゲットをVer. 2.17.2313.102としてSlackBuildを書きました。

Slackare 14.2へ対応

また、タイミングが悪くSlackware 14.2へのアップグレードと重なってしまい、なかなか修正版のスクリプトをアップすることができませんでした。ようやくSlackBuilds.orgも14.2への移行が終わったようなので修正版の投稿を行いました。もちろんSlackware14.2でビルド可能なことは確認しています。

現時点(2016年7月28日)ではSBoに受理されて公開待ちの状態となっています。ご不便をおかけしますが、もう少しお待ちいただければと思います。

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最後に

自分用に書いたSlackBuildファイルでしたがSBoに投稿することで多くの方に使っていただけるスクリプトとなりました。その分不具合があった際にはご迷惑をかける範囲も大きくなっていることを今回の件で再認識しました。今後も不具合などありましたらご連絡いただけると幸いです。即日の対応は難しいと思いますが、できるだけ早く対応できるように心がけます。
【関連記事】
Slackware 14.1にsbopkgを用いてfcitx-mozcを導入する

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3件のコメント

  • 今,sbopkgを試したら,Mozcのインストールができました.
    どうもありがとうございます.
    これまで32bit版のSlackware 14.0を使用していましたが,今回のSlackware 14.2のリリースに際して,64bit版を使用することにして,クリーンインストールをしました.そこにインストールしたMozcで,このコメントも早速入力してます.
    これからも,いろいろ情報楽しみにしています.

    • ibahieさん

      コメントありがとうございます。
      fcitx-mozcが使用できたとのこと、良かったです。
      個人使用のために書いたスクリプトでしたが、お役に立てば幸いです。

  • 「コチラ」から、fcitx-mozcをSlackBuildさせていただき、
    上手くいきました(slackware64-14.2)。ありがとうございます。slackwareのときの日本語入力は、大概scimで済ませてきましたが、今回これを有効にするとthunarウィンドウの右下に出るファイル検索窓が出なくなることが判明し、困っていました。ご提供のfcitx-mozcであれば、問題なく検索でき、大助かりです。sbopkgで同じバージョンをビルドしたときは、入力メソッド画面にmozcが見えるようにはならなかったです。/usr/lib64だけでなく/usr/libにもライブラリファイルがないとダメってことのようで、、、。

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