Linuxとの出会い(2)

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Linuxとの出会い(2)ってタイトルにしたけど、
なんだか私の使用OS遍歴みたいになってしまった。(笑)


1.MacとPC-98の時代
Windowsに敵意を燃やすMacユーザーだった私は
中学校では部活でNECのPC−98でBASICでのプログラミングをしていた。
まあ、当時のことが役に立った覚えは全くないが(笑)

世の中はWindows95が流行り始めて、日本発祥のOSである
FM-TOWNSやPC-98が影を潜めていった時代だった。

あっという間に世の中はWindows一色になってしまった。
そんな中でも私は頑なにMacユーザーだった。

高校生だった私は中古のMacを5万円ぐらいで買ってきて
電話線モデムでインターネットに繋いで使っていた。
今でもモデムの発する独特の音が忘れられない。(笑)

2.大学へ進学・・・そしてWindowsユーザーへ
そんな私が大学生になった途端に宗旨変えをし、
熱烈なWindowsユーザーになった。

理由の一つはMacは高級マシンだった割に大学生の私には
メリットが少なかったことだ。
もうひとつは、Windowsはユーザーが多くて友達とファイル共有が楽だったからだ。
レポートの作成も当然の如くMS-Officeを使う前提だった。
タイミング良くWindows XPが発表され
猫も杓子もパソコンって言ったらWindows XPっていう時代だった。

ブロードバンドの普及がXPの追い風となった。
ネットへの常時接続が当たり前となり、チャットやメッセンジャーが流行った。
最新のメッセンジャーは常にWindows向けに開発された。
Windows向けのフリーソフトはネット上に溢れていたし
XPに関する情報はネット上で何でも手に入った。

性能では決してWindowsマシンに劣っていないMacが瀕死寸前だったのだ。
私は確信した。
PCの覇権は性能じゃない。ユーザーの数なんだと。
少数OSのユーザーはメールで送られてくるファイルすら開けない事態に陥るのだと。

選択肢が一択になるということはとても安心なことだ。
これさえ選んでいれば間違いないという安心感だ。
しかし、同時に言い知れぬ不安を抱いたのだ。

3.Windowsが独占する世界への不安・・・そして
文書作成も表計算も、一つの企業が開発したMS−Officeで
OSはWindows一択だ。
少なくともデスクトップマシンの世界ではWindowsが強大な力を持ち、
我々はマイクロソフトの一挙手一投足に怯えることになるのではないか・・・と。

私はロボコップに出てくる未来都市を想像してしまったのだ。
巨大コングロマリット企業オムニ社に生殺与奪を握られている世界。

それが当時学生だった私が抱いたWindowsへの感想だ。
このままではマイクロソフト社は暴走する。そう感じた。

そんな時、昔読んだLinuxの本のことを思い出した。
そうだ。WindowsでもMacでもない第三の選択肢があるじゃないか・・・と

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